政治の最近のブログ記事

今朝の新聞の「原発再稼動妥当と判断」「大飯の安全性を確認」という見出しを見て驚いた。福島第一の事故の総括さえ済まず、「安全保安院」「原子力委員会」という規制体制の見直しも実行に移されない中での決定はいくらなんでもひどすぎる。
数日前京都府、滋賀県知事が大飯を訪れた席で関電側が「福島のような事故は絶対に起こさない」と言っているのをテレビ放送で見たが、一体何を根拠に起きないと言っているのだろうか?そもそも福島の事故だって起きないといっていたのとはないのか、確率が低いというのと絶対に起きないというのは違う。
電源の供給を何系統にしようが、ジーゼル発電機を何台設置しようが全電源喪失という事態が絶対に起こらないとは言えない。予備機を増やしたらその切り替え設備に問題が出て全体が止まってしまったなどという笑えない事態を経験したこともある。

北朝鮮のミサイル発射騒ぎに乗じて騒ぎが広まらないよう週末に発表してしまえと考えたのかも知れないが、ミサイル発射に対する危機管理さえ出来ていない国が原子力事故に対応できるわけはない。私はこれまでCO2の問題もあるから、原子力発電をすぐに全廃しろという意見ではなかったのだが、現在稼動中の原発1基でこの程度の状態なら国民全員がもう少し我慢すれば再稼動せずとも乗り切れるのではないかと思うようになった。使用済み燃料棒があのような形で保管されていて、その処理に全く目処がついていないことを考えれば、一刻も早く全原発を停止すべきであろう。しばらくCO2には目をつぶってもらってクリーンなエネルギー開発に傾注したいものである。政府が今やるべき事は国民にロードマップを示して、少しの我慢を呼びかけることである。

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個人の力ではどうにもならないとは知りながらも、我が家では2月に写真のワットモニターを購入して節電に取組んでいる。白熱灯をLEDに、CRTのテレビやPCのモニターを液晶に交換したりと設備投資はあったが、色々な器具の消費電力を測定してみるとそれだけで節電意識が高まってそれほど生活の質は落とさなくても節電ができることが分かった。

3月、4月検針分の電力使用量は一昨年、昨年と比べて大幅に減った。昨年は私の手術前後で妻が気を遣って電気ヒータを多用したので比較対象にはならない。一昨年に比べても大幅な削減ではあるが、月300Kwhというのはあまり自慢になる数字ではない。今後は月200Kwh切りを目標としているが、それよりもFF暖房に使っている灯油量=CO2を削減する方策を探している。現在の技術では太陽光発電+蓄電が良いのだろうが、先立つものとこちとらの寿命を考えると二の足を踏んでしまう。

              2010     2011     2012
   3月検針分   441Kwh        604Kwh        320Kwh      10年比121Kwh減
   4月検針分   436Kwh    556Kwh    272Kwh        164Kwh減




昨日は原発事故後1年、13年前の東海村JCO臨界事故の際に感じた「日本の技術力の地盤沈下」を改めて感じさせられた。
発生時に病院のベッドでまさかと思っていた安全対策の欠如が次々に明らかになるにつれ、これはどうしても人災としか言いようがないと思うようになった。その根源は原発建設に際しての原子力安全委員会がその設計指針に「全電源の喪失は考慮する必要がない」と記したことにあるのは明白である。

その後スリーマイル島の事故があり、アメリカ原子力規制委員会は今回の事故で一般人まで知ることになった「ベント」を設けることを決めた。日本は当初何ら改善すべき点は無いと言いながら、仕方ないのでアメリカに追従して形ばかりの「ベント]を取り付けたのである。「ベント」というのは放射性物質を大気に放出する訳だから、まさに最後の手であって当然その作動を自動化することは出来ない。自動化するとなれば、普通は安全サイドに設計するから作動用電源や空気圧が失われたときは開くようにしなければならない。
工場の現場を経験した人なら誰でも分かることだが、こんな設計をしたら数年に一回は誤作動が起きるのは間違いない。だから東電や安全・保安院は簡単には開かないようなものでも付けさえすればよいと考え、さらに実際にベントしたら水素が逆流して建屋内にこもってしまうようなおざなりな設計でお茶を濁した。
昔あるプラントを設計したとき、全電源が停止した際に反応器に反応停止剤を注入する装置を設けることになったが、やはり誤作動がいやで離れた安全な場所から手動で作動させるようにしたことを思い出した。原子炉建屋外で直接手動で作動させるようにしたり、ベントしたガス中の放射性物質を減らすなどの対策にはたいして金のかかる話ではない。特に東電は地元、政財界、学会に配った金すら電力料金に上乗せできるのだから、ほんのはした金に過ぎなかった筈である。

元を正せば原子力安全委員会の「全電源喪失は考える必要がない」という一言から始まった。そしてそれがおかしいと一人として指摘できなかったことに元技術屋の一人として日本の科学技術全般の技術沈下を深く憂うこのごろである。
いったいどんな調査をしたのか、65%が賛成なんて絶対に信用できない。腹が立ってこれ以上書くことも思いつかない!!!
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同時多発テロから10年、東日本大震災から6ヶ月。

10年前、初めて妻と二人での海外旅行にヨルダン、シリア、ロンドンに向けて出発前夜であった。テレビで世界貿易センタービルが崩壊する様を見て大いに悩んだ末、ままよとばかり一睡もせぬまま成田に向かったこと。
6ヶ月前には大動脈手術のため榊原記念病院に入院当日頚部のエコー検査を受けている途中、大きなゆれで検査が中断したことなど個人的にも大きな事件と重なり大変印象深いものがある。

あれから10年、テロとの戦いを宣言したテキサスのマッチョに率いられアフガニスタン戦争に突入、続いてイラク戦争と日本も小泉政権の
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もとこれに協力してきた。そして一体何が得られたのだろう。アフガニスタン、イラクとも欧米の植民地的な状態になっているだけで、とても安定した独立国家とは言えない状態である。アメリカが撤退後はイスラム原理主義者による支配に変わるか戻るかしてしまうような気がしてならない。
昨年チュニジアの体制崩壊をきっかけとして起きた中東の民衆革命で次々と独裁者が倒されていく様を見るにつけ、両国とも一旦は原理主義者の勝利に終わってもいずれは国民皆が自らの手で自由を勝ち取る日が来るだろう。両方の戦争はこれにブレーキを掛けただけだったのではないだろうか。

手術後6ヶ月のほうは、張り切りすぎてボードで転倒した痛みも殆ど消え先週は那須に仲間に来てもらってリハビリゴルフに付き合って貰った。極度に飛距離が落ちたが何とか2日続けてラウンドし、夜はおさんどんも勤められた。
頻脈で少しきつい運動をすると脈と息が上がるのは困ったものだが、今後のリハビリで改善できると信じて努力するしかない。でも残暑がきつくて...
5月5日朝日新聞朝刊4面の元東電副社長、元参議院議員、現東電顧問の加納時男氏のインタービュー記事を読んで、怒りを通り越して気分が悪くなった。それから丸二日経った今も、我が国の原子力行政がこの程度の連中に牛耳られていたのかという情けない思いが益々強くなった。読んでいない方は「のらりくらりのマナビー http://wp.mfyk.net/suishin/」をどうぞ。

さぞや各方面から非難の声が上がるかと思いきや、あまりにも程度が低い議論のせいか、その後当の朝日も含めて何の反響も報道されていない。槍玉に挙げられた河野一郎参議院議員、後輩だからといわれた福島瑞穂社民党首も「大人の対応」とばかりか何もおっしゃりません。福島県知事さんもこれまでの原発誘致に気がとがめるのか何の反論も出来ないご様子です。

昨日管首相が浜岡原発の停止を要請し早速賛否両論が巻き起こっているようだが、こんな連中(自民党原発族、御用学者集団の原子力安全委員会、原子力安全・保安院など)が唱えてきた安全神話は全く信用できなくなった。
事故発生直後病院のベッドで考えていた事は、制御棒が入りさえすれば以後の発生熱量はシミュレーションできるで全冷却系が停止したときの挙動は推定可能であるから以降起こることは全て予見できた筈だということだ。多分「そんな事は起こる筈が無いのだから考える必要は無い」という恫喝に近い意見がまかり通って来たのだろう。

東電は参議院議員を辞めた加納時男を原発事故後のつい最近顧問にしたらしいが、一体どういうセンスなんだろう。元副社長、元国会議員の顧問料はいくらですか? 図々しくも賠償紛争審に要望書を提出した経営陣、年俸の50%カットでも平均2千万円はくだらない報酬と辞めれば莫大な退職慰労金、我々庶民と感覚が違いすぎますよ。
値上げ反対と叫んでも、不払いで止められても困るし、ナベツネの時と違って不買運動も出来ない情けなさ。
散歩がてら選挙にでかける。会場の小学校は距離的には近いのだが83段の階段が待ち受けている。行きはくだりなので、転ばないように手すりを掴んで降りる。
会場には15時までの投票率31%とでていたが、今回ばかりは棄権したい気分だといっている人が多い割にはまあまあの数字なのだろうか。だれに投票しようが石原再選に決まりで面白くない。

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「石原さん出ないと言ったのではないんですか?」
ジーゼル車の排ガス規制の時だけは「やるな」と思ったのだが、銀行、オリンピック、築地移転など全く評価できない。そもそもあの倣岸な態度と物言い、自分は何様だと思っているのだろうか。「太陽の季節」くらいで俺は大小説家だと思っているのか...あと4年、益々老害が出てこなければよいが。
帰りは、階段をさけて桜を見物しながら戻る。満開だ!
ここでは自粛が勝ちのようだ。
桜の下で酒を飲んでの大騒ぎは毎年苦々しく思っているので静かな花見に一票。

昨日電話を貰いしわがれ声で話した友人から「大動脈解離で手術した友人に聞いたら、やはり声が出なくなったが、そのうちに出るようになった。以前はもう少し良い声だったが。その内出るようになるから安心せい」と電話を貰った。わざわざ電話で確かめてくれたらしい。持つべきは友、心遣いがうれしい。


vP1020231.JPG入院3日目、昨日から脳血栓防止の点滴が始まりようやく病人らしくなってきた。
入院以来、東北関東大震災のニュースに釘付けである。津波の被害は目を覆うばかりで、ニュースでは死者1000人超かといっているが、1万人に近い死者がでるのではないかと心が痛む。大手術を控えているとは言えこんなに快適な入院生活をしていてよいのかという気分である。

それにしても原子力安全・保安院の記者会見はひどい! なに一つ疑問に答えていない。ただ安全だというばかりで、その根拠をまったく示さない。 昨日の朝の時点で炉心溶融だと思っていたのに、なぜか認めようとしない。 なぜ2系統の自家発が起動できなかったのか、非常用電力の再供給にどんな手を打ったのか、などなど分からないことばかりである。建屋が壊れて2時間もたっているのに放射線量が増えているのかどうかさえ調査中だと言うばかりだ。
原発建設の地元対策交渉位しか出来ない連中としか思えない。
説明を聞いて質問に立つ記者もどうかしているのではないか。ろくなことを聞いていない。
 
夜になって爆発は建屋内にこもった水素爆発という。炉心で水と金属多分Zrから水素が発生したとすれば1000度以上にはなっているだろうし、どのような経路でこれが建屋内に出てきたのか分からないことだらけだ。
今日から入院、病院4回の検査室で頚部のCT検査中大きなゆれで中断。ベッドに起き上がってみると大きな振幅のゆれが数分続き只事でないことを思わせる。ゆれが少し小さくなったところで一旦病室に戻る。 15時から執刀医の説明があるので一旦職場に帰った息子を呼び返しているので運転中なにか無ければよいがと心配になる。

病室でテレビに釘付けになっていると、予定通り手術説明となる。執刀医のF先生、至極事務的に現在大動脈の直径が60mm近くなっているので手術して人工血管に取り替える。
頭に行く血管の分岐に近いので血管をクランプして血流を止められないので、体温を25度まで下げて心臓を止めて血管を切ってからつなぐことになる。そのため流れを再開したときに脳梗塞を起こす可能性がある。また大動脈からは脊髄に行く血管が何本も出ている。その再建は無理なので、交換する部分からの血管は切ってしまいその下の血管からの血液でまかなうことになる。脊髄損傷による下半身麻痺の危険性が5%くらいはある。その他各種の合併症をあわせると残念ながら約10%の危険のある手術です。

まあ想定内とは言え、取り付く島がないというのはこのことか。2-3質問をして、よろしくお願いしますと頭を下げるより無い。

病室に戻っても地震の方が気がかりで、あの流されている車や壊された家に人は居ないのかなどと気が気ではない。こちらの同意書などはどさくさまぎれにサインしてしまった感じである。
遅くならないようにと息子に妻を送らせて返したのだが、それからが大変。妻が停電中の家に帰った直後まで連絡がついたのだが、それからが大騒ぎ。ようやく22時少し前に家族全員と連絡が取れ一安心した。

入院初日でおまけに地震騒ぎ眠れぬままに朝起きてニュースを聞く。まだ全容がつかめないが、最終的には死者は万に近い数字になるのではないだろうか。日本の経済成長率にも影響が及ぶであろうし、日々の食料の供給などにも影響がでるおそれもあろう。
頼りない政府、与野党もこの際は一致団結してもらいたい。思わぬところで管政権延命となるか。

T組は例年通りアメリカにスキーにい行っている。サンフランシスコ、阪神淡路、十勝沖(?)などT氏がアメリカにスキーに行くと大災害が起きるというジンクスはまだ続きそうだ、S嬢にメールを入れる。

今日から脳梗塞防止の点滴が始まった。



今日(1/18)の朝日新聞一面にチュニジアの首都チュニスの目抜き通りに陣取った戦車の写真が載っていた。幸い大きな騒乱にはなっていないようだが、昨年10月に妻と二人でチュニス近郊の遺跡めぐりをしてきただけに、この先チュニジアがどのようになっていくのか気になるところである。
「アラブ初の民衆革命だ」というタクシーの運転手の話を引き合いに、いかにも独裁強権政治からすぐにでも民主的な政権に取って代わると言う印象を与える記事だが、おいそれとはいくまい。

アラビア語は勿論フランス語も解さない旅行者がたった4日間の滞在しただけで、何かを感じるすべも無いことだが、市内で会った人々の無表情さとカルタゴからしディ・ブ・サイドに向かう郊外電車の中で英語で話しかけてきて「通じた通じた」と無邪気に喜んでいた女子学生たちの明るい笑顔が印象に残っている。なんとか良い方向への変革のスタートになって欲しいものである。

ブルギバ通り(10/1) 
  新聞写真とは反対方向から            職がないのか昼間から道端のカフェで
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先月末ESTA Expiration Noticeというメール(下記)がSupport2@dhs.govから送られてきた。

ATTENTION! Your travel authorization via ESTA will expire within the next 30 days. Please reapply at https://esta.cbp.dhs.gov if you intend to travel to the United States in the near future.
来年早々コロラドに滑りに行くのでESTAの更新をしようとしたが、行き先や滞在先などは更新できるが有効期限の更新が出来ず元に戻って再申請しなければだめで有効期限も今日から2年間となってしまった。今年9月からESTA渡航認証を取得するのに手数料14ドルが徴収されるようになったので、ぎりぎりまで待ったほうがよかったのだが、面倒なので手続きをしてしまった。
それにしても勝手にESTAなる仕掛けを作り、勝手に代金を徴収することに決めてしまうというやり方にはまったく腹が立つ。日本もアメリカ人にはESTAを課し代金を徴収すべきである。 さらに上記の英語のメールなど送りつけても、ああまた迷惑メールかと思う日本人が多いなどということは全く意に解さないアメリカの思いあがりには頭にくる。
そういえば以前日本が入国に際して課していた指紋押捺を散々非難しておきながら、今ではアメリカ入国にはその都度全部の指の指紋をとりさらに虹彩の写真まで撮影するので入国審査に大変長時間かかる。ESTAを課すならせめて有効期間内の再渡航には前回の指紋、虹彩のデータで済ませられないものか。

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