4月の雪、大腸がん12ヶ月点検、友人の死

雨に白いものが混じるつめたい朝、術後12ヶ月点検のために訪れた病院で開いたメールは友人の死を知らせるものだった。手術できない食道がんと聞き、抗がん剤治療中の彼を呼び出してたらふく飲んだのは昨年の10月末だった。その後転院して入院、人づてに直ったと言って退院したと聞いたときはいやな予感がしたが頑丈な男だしこれほど早いとは思いもしなかった。

こちらは幸いにも転移、再発は見つからず6ヶ月後の検査予約をして帰宅した。

6ヶ月点検とピロリ菌

術後6ヶ月、造影CTと血液検査では癌の再発、転移は認められなかったが、大腸吻合部に変形した細胞を認めたので精密検査に回した。多分手術による炎症で変形しているのだろうというが、来週結果が出るとのご託宣であった。切除したポリープはすべて線腫で心配ないようだ。

なかなかすっきりOKが出ないが、2回目の除菌でピロリ菌退治が出来たのが嬉しい。ポリープ切除後1週間の禁酒も今日で足掛け7日、今晩はピロリ菌退治成功に祝杯だ!

 

退院しました

22日の夕食
22日の夕食

家で薄味に慣れたせいか病院食も悪くない。今日はイカとアジのフライ。持参の納豆が嬉しい。

退屈な日々だがたまに早起きして日の出を眺めるのも楽しみの一つ。

おなじ日にあとから隣のベッドに入った70歳前後の人は見かけは普通だがどことなく言動がおかしい。多分認知症が発症しているのではと思っていたのだがやはり本領発揮。24日夜看護師を呼びつけて「ここの病院の採尿の

9月24日 5時43分
9月24日 5時43分

やりかたはおかしい、前の病院では・・・」と文句をつけて始めた。どうもトイレにある尿量を量る装置が気になるのだが使い方が分からないのが癪にさわるらしい。看護師「でも○○さんは採尿してないでしょ?」 と受け流していた。しばらく経って看護師「○○さん、何してるんですか?」 「うんおれの権限で片付けている」「だめですよ、それは点滴ですから外さないで、あなたの権限ではないですよ」 突然○○氏怒り出して「貴様ら殴るぞ!」と暴れだした。看護師3人で取り押さえ別室に連れて行ったが、爪でひっかれた看護師も居たようだ。どうも現役時代どこかの企業か役所で

腸洗浄剤2Lを2時間で
腸洗浄剤2Lを2時間で

は相当な地位にいたのであろうか、権限を否定されたので切れてしまったらしい。病気とは言えなにか人間の性(サガ)が丸出しになったようでなにか悲しい気持ちになって寝付けない。もう一方の角に入った男性は自分で87歳といっていたが、一人暮らしで娘とけんかして娘も寄り付かないとか、これも夜中に大きなだみ声で看護師に話しかける。あああと10年経つとあんな風になるかも知れないとこれまた悲しい。

9月25日、ようやく寝付いたと思ったら朝6時に起こされ、机には腸を洗浄するための2リットルのリフレック(下剤入りの水)がドンと置かれている。3日間の退屈な日々を過ごしてようやく内視鏡によるポリープ除去に取り掛かるのだ。3月以来これで4度目なので気安く始めたのだが、やれ「カスがある」とか「色がまだ濃い」とかなかなかOKが出ない。リフレック500mLを2回追加、とうとう肛門からお湯を入れられてようやく合格となる。
内視鏡下ポリープを3個切除したのだが、これに要する時間は正味30分程度。このために4日も入院していたのかとなにか釈然としない。

9月26日、CT検査の時間が早まったので検査終了後一人で退院。12時頃帰宅。退院前に一週間酒と運動はだめと念を押され急に気分はブルーに。

また入院です

IMG_20140922_135749 IMG_20140922_132324 6ヶ月点検とポリープ切除の為また管に繋がれています。今日から3日間はワーファリンを抜くだけなのでなにもすることがありません。暇で仕方ありませんが、今回はアジア大会の中継で少し暇つぶしができそうです。

酒も飲めずまずい病院食に耐える6日間ですが、唯一の楽しみは、普段は食べられない納豆を思い切り食べられることです。いまから夕食が楽しみです。

トホホ、除菌失敗!!!

7月9日に5月におこなったピロリ菌の除菌の成否を確かめる尿素呼気試験を受け、今日その結果を聞きに行った。

医者:「残念ながらまだピロリ菌がいるようです。諦めますか?それとももう一度やりますか?」

小生:「乗りかかった船、癪だからもう一度やります!」と意気込んで答えたが、また一週間禁酒かと意気消沈して帰宅。冷えたビールが目の前をちらちら、さあいつから取り掛かろうか...

尿素呼気試験とは
なぜ呼気を分析してピロリ菌がいるかどうか分かるのだろう?一寸調べてみた。 人間が取り込んだたんぱく質は体内で分解して尿素(H₂N)₂C=Oの形で排出される。ピロリ菌はすごいやつで酸性の強い胃酸の中で生きるためにこの尿素を分解してアンモニアと炭酸ガスにするらしい。 炭素C12の同位体であるC13から合成された尿素を飲んで呼気中にC13を含んだ炭酸ガスが増えればピロリ菌が棲んでいる証拠。この方法がもっとも感度が良いそうだ。

除菌終了!

P1020315成否は7月に検査を受けることになっていますが、ひとまず昨日で除菌が終わりました。胃腸の調子はいいのに酒が飲めない一週間はかなりつらいものがありました。成功率は約80%とのことですがひとまず、税込み一匹54円の尾頭付きで祝杯をあげました。

 

 

酒は先日息子の嫁さんが快気P1020318祝いにと持参した秋田の飛良泉純米大吟醸です。

今日から禁酒だっ!

DSC05826大腸がんを生き延びたら今度は胃がんというのでは格好がつかないので、内視鏡検査をしたら胃壁がつるつるで検査の結果見事ピロリ菌陽性だった。

見つかった以上仕方ないので、きょうから除菌を開始する。朝夕抗生物質2種類と胃薬を一週間服用するのだが、その間酒を飲むなというのがキツイ。

ステージⅠ-初期癌-確定

Sasimi4月23日検体の生理検査の最終結果はやはりステージⅠでした。予防的抗がん剤治療の必要はないが、再発or転移の可能性はゼロではないので今後5年間は6ヶ月毎の検査をしていくことになりました。
無罪放免とは行きませんでしたが、兎に角直径3cmまで育った癌が初期癌だったとは…

妻の前で主治医に晩酌の許可を貰い、帰りがけに仕入れたサヨリと鯛の刺身で一の蔵をちびちびやって我が身の幸運を祝っています。

退院後一週間

P1050911傷の痛みもなくなりほぼ通常の生活が戻りました。日に2-3回便意を催すこと、夜間の頻尿(?)を除けば食欲もあり、晩酌を我慢するのに大変つらい思いをしています。

今日もタケノコ掘り、といっても仲間が気を遣ってくれるので探すだけ、に出かけました。このところ暖かい日が続き、すっかり緑が濃くなった窪平、ほんの一時間で大量のタケノコが掘れました。ほぼ一週間の絶食で53kg台まで体重が落ちた体には傾斜地の広い竹林をタケノコを探しP1050913て歩いているだけで良いリハビリになります。

(仲間の古い一句)
タケノコを 配りて遅き 朝餉かな

退院しました

4月9日昨夜退院許可が出ました。朝、病棟の談話室からの日の出は地平線近くの雲のおかげで何回も日の出が繰り返されとても印象に残りました。

20140409_134500_Androidこの1ヶ月間に起きた事はいまだに信じられませんが、とにかく残された人生をこれまで通り楽しめるのですから最高の気分です。迎えに来てくれた弟と一緒に竹炭を焼いている仲間のところに顔を出したら皆さんに大喜びしていただき改めて嬉しさがこみ上げて来ました。

桜がまだ開花する前に入院し、今はもう葉桜になっています。久しぶりの我が家の庭も新鮮に感じましたが、伸び放題の雑草がリハビリにどうぞと呼びかけているようです。入院前に蒔いた小松菜も早くうろ抜いてくれというばかりに生えそろっていました。

4月10日 午前中食料品の買い物に付き合い、午後は1kmほど離れた市役所の支所に歩いて行きました。帰りの登りがきつく感じられました。

DSC057694月11日 庭の草取りと咲き終わった椿の整枝を始めましたが、2時間くらいでばてました。ほぼ一ヶ月ぶりに太陽の下で過ごすだけでも疲れるのかもしれません。ふと気がついて同じ日陰者仲間のカタクリとヒトリシズカを探したらひっそりと咲いていました。

 

DSC05776明日は仲間とタケノコ掘り。まだ鍬やスコップは無理なので専らタケノコ探しです。