4月の雪、大腸がん12ヶ月点検、友人の死

雨に白いものが混じるつめたい朝、術後12ヶ月点検のために訪れた病院で開いたメールは友人の死を知らせるものだった。手術できない食道がんと聞き、抗がん剤治療中の彼を呼び出してたらふく飲んだのは昨年の10月末だった。その後転院して入院、人づてに直ったと言って退院したと聞いたときはいやな予感がしたが頑丈な男だしこれほど早いとは思いもしなかった。

こちらは幸いにも転移、再発は見つからず6ヶ月後の検査予約をして帰宅した。

48ヶ月点検

IMG_20150227_1152302月27日(金) 榊原記念病院へ
4年前の3月11日も金曜でした。大動脈乖離のため胸部大動脈を人工血管に置換する手術を受けるため榊原記念病院に入院し頚部のエコー検査中にあの大地震が来襲した。

予定通り3月15日に行われた手術は幸い成功し、以降1年毎にまだ乖離したまま放置されている腹部大動脈が膨らんでいないかどうか検査を受けている。今年も通常の1.5倍くらいに太くはなっているが昨年と変わらず、さしあたり経過は良好と判断された。

近所のかかりつけ医から、心不全のマーカーであるBNPが高いので、専門医の意見を聞いて来いということだったので処置が必要か、テニス、山歩きなど激しく息切れをすることは控えたほうがよいのか尋ねてみた。 本日担当の医師曰く 「現に症状が出ていなければ、BNPが高いことだけをもって心臓機能が低下しているとは言えない。他に新規能が低下している所見は無いのでまあ折角手術を受けたのだから、人生を楽しまれたほうが良いのではないですか」とのたもうた。本当は余生を言いたいところだったのだろう。 若いやつに言われる筋合いは無いと一寸むかっとしたが、素直に有り難く頂戴し妻にも早速報告した。

6ヶ月点検とピロリ菌

術後6ヶ月、造影CTと血液検査では癌の再発、転移は認められなかったが、大腸吻合部に変形した細胞を認めたので精密検査に回した。多分手術による炎症で変形しているのだろうというが、来週結果が出るとのご託宣であった。切除したポリープはすべて線腫で心配ないようだ。

なかなかすっきりOKが出ないが、2回目の除菌でピロリ菌退治が出来たのが嬉しい。ポリープ切除後1週間の禁酒も今日で足掛け7日、今晩はピロリ菌退治成功に祝杯だ!

 

退院しました

22日の夕食
22日の夕食

家で薄味に慣れたせいか病院食も悪くない。今日はイカとアジのフライ。持参の納豆が嬉しい。

退屈な日々だがたまに早起きして日の出を眺めるのも楽しみの一つ。

おなじ日にあとから隣のベッドに入った70歳前後の人は見かけは普通だがどことなく言動がおかしい。多分認知症が発症しているのではと思っていたのだがやはり本領発揮。24日夜看護師を呼びつけて「ここの病院の採尿の

9月24日 5時43分
9月24日 5時43分

やりかたはおかしい、前の病院では・・・」と文句をつけて始めた。どうもトイレにある尿量を量る装置が気になるのだが使い方が分からないのが癪にさわるらしい。看護師「でも○○さんは採尿してないでしょ?」 と受け流していた。しばらく経って看護師「○○さん、何してるんですか?」 「うんおれの権限で片付けている」「だめですよ、それは点滴ですから外さないで、あなたの権限ではないですよ」 突然○○氏怒り出して「貴様ら殴るぞ!」と暴れだした。看護師3人で取り押さえ別室に連れて行ったが、爪でひっかれた看護師も居たようだ。どうも現役時代どこかの企業か役所で

腸洗浄剤2Lを2時間で
腸洗浄剤2Lを2時間で

は相当な地位にいたのであろうか、権限を否定されたので切れてしまったらしい。病気とは言えなにか人間の性(サガ)が丸出しになったようでなにか悲しい気持ちになって寝付けない。もう一方の角に入った男性は自分で87歳といっていたが、一人暮らしで娘とけんかして娘も寄り付かないとか、これも夜中に大きなだみ声で看護師に話しかける。あああと10年経つとあんな風になるかも知れないとこれまた悲しい。

9月25日、ようやく寝付いたと思ったら朝6時に起こされ、机には腸を洗浄するための2リットルのリフレック(下剤入りの水)がドンと置かれている。3日間の退屈な日々を過ごしてようやく内視鏡によるポリープ除去に取り掛かるのだ。3月以来これで4度目なので気安く始めたのだが、やれ「カスがある」とか「色がまだ濃い」とかなかなかOKが出ない。リフレック500mLを2回追加、とうとう肛門からお湯を入れられてようやく合格となる。
内視鏡下ポリープを3個切除したのだが、これに要する時間は正味30分程度。このために4日も入院していたのかとなにか釈然としない。

9月26日、CT検査の時間が早まったので検査終了後一人で退院。12時頃帰宅。退院前に一週間酒と運動はだめと念を押され急に気分はブルーに。

また入院です

IMG_20140922_135749 IMG_20140922_132324 6ヶ月点検とポリープ切除の為また管に繋がれています。今日から3日間はワーファリンを抜くだけなのでなにもすることがありません。暇で仕方ありませんが、今回はアジア大会の中継で少し暇つぶしができそうです。

酒も飲めずまずい病院食に耐える6日間ですが、唯一の楽しみは、普段は食べられない納豆を思い切り食べられることです。いまから夕食が楽しみです。

トホホ、除菌失敗!!!

7月9日に5月におこなったピロリ菌の除菌の成否を確かめる尿素呼気試験を受け、今日その結果を聞きに行った。

医者:「残念ながらまだピロリ菌がいるようです。諦めますか?それとももう一度やりますか?」

小生:「乗りかかった船、癪だからもう一度やります!」と意気込んで答えたが、また一週間禁酒かと意気消沈して帰宅。冷えたビールが目の前をちらちら、さあいつから取り掛かろうか...

尿素呼気試験とは
なぜ呼気を分析してピロリ菌がいるかどうか分かるのだろう?一寸調べてみた。 人間が取り込んだたんぱく質は体内で分解して尿素(H₂N)₂C=Oの形で排出される。ピロリ菌はすごいやつで酸性の強い胃酸の中で生きるためにこの尿素を分解してアンモニアと炭酸ガスにするらしい。 炭素C12の同位体であるC13から合成された尿素を飲んで呼気中にC13を含んだ炭酸ガスが増えればピロリ菌が棲んでいる証拠。この方法がもっとも感度が良いそうだ。

除菌終了!

P1020315成否は7月に検査を受けることになっていますが、ひとまず昨日で除菌が終わりました。胃腸の調子はいいのに酒が飲めない一週間はかなりつらいものがありました。成功率は約80%とのことですがひとまず、税込み一匹54円の尾頭付きで祝杯をあげました。

 

 

酒は先日息子の嫁さんが快気P1020318祝いにと持参した秋田の飛良泉純米大吟醸です。

今日から禁酒だっ!

DSC05826大腸がんを生き延びたら今度は胃がんというのでは格好がつかないので、内視鏡検査をしたら胃壁がつるつるで検査の結果見事ピロリ菌陽性だった。

見つかった以上仕方ないので、きょうから除菌を開始する。朝夕抗生物質2種類と胃薬を一週間服用するのだが、その間酒を飲むなというのがキツイ。

ステージⅠ-初期癌-確定

Sasimi4月23日検体の生理検査の最終結果はやはりステージⅠでした。予防的抗がん剤治療の必要はないが、再発or転移の可能性はゼロではないので今後5年間は6ヶ月毎の検査をしていくことになりました。
無罪放免とは行きませんでしたが、兎に角直径3cmまで育った癌が初期癌だったとは…

妻の前で主治医に晩酌の許可を貰い、帰りがけに仕入れたサヨリと鯛の刺身で一の蔵をちびちびやって我が身の幸運を祝っています。